CSR

ISO14001  環境方針

基本理念

中山鋼業株式会社は、環境保全、循環型社会の形成に貢献するため限りある資源の有効活用を通じ、地球環境を重視した環境管理活動を行う。

環境方針

  1. 当社製鋼工程から発生する産業廃棄物につき、環境に与える影響を的確に捉え汚染を予防し、環境保護に努め、利害関係者のニーズ及び期待に応える。
  2. 環境関連法令や条例、協定ならびに当社が同意するその他の要求事項を順守する。
  3. 環境側面に関連する環境パフォーマンスを向上させるため、リスク及び機会、ライフサイクルの視点、順守義務を考慮し、環境マネジメントプログラムを設定して評価し、定期的な見直しにより継続的に改善を行う。
ISO14001 平成28年度 環境方針         平成29年度 環境方針        



ISO9001  品質方針

基本理念

中山鋼業株式会社は、お客様の信頼と要望に応えられる高品質な製品の供給を通じて、社会に貢献する企業経営を目指します。

品質方針

  1. 顧客の要望を的確に捉えて、付加価値・独自性のある商品の拡大に取組み、顧客から安心・信頼される製品提供及びサービスの向上を図っていく。
  2. 法令・規格要求事項を順守し、顧客満足の向上、品質目標の達成に向けた品質マネジメントシステムの有効性を継続的に改善する。
  3. 人材育成を通じて問題意識に対する感受性の高いリーダーを養成し、安定した品質の製造・販売を徹底する。
ISO9001 平成28年度 品質方針          2022年度 品質方針         品質マネジメントシステムの適用範囲



環境保全

鉄鋼リサイクルを通じ、循環型社会に貢献。

当社では、国内で発生する貴重な鉄鋼原料である鉄スクラップを電気炉で溶解し、 再び新しい鉄として生命を吹き込む省資源で「ちきゅうにやさしい」リサイクル型の鉄づくりを行っています。

鉄スクラップとはどんなものでしょうか?

鉄スクラップには、大きく分けて次の3種類があります。

  1. ①市中屑(解体ビル等から出る鉄筋、鉄骨や廃車スクラップなど)
  2. ➁金属加工工場から発生する加工屑
  3. ③自社で発生するもの

ちなみに、日本で1年間に生産されるおよそ1億トンの鉄のうち、3千万トン近くが鉄スクラップのリサイクルにより作られています。

また、製造工程で発生する様々なものも、再資源化が図られています。

  1. ①電気炉の溶解・精錬工程で発生するスラグ(鋼滓)は、乾燥させ路盤材等に再利用されます。
  2. ➁製鋼工程で発生するダストは、大型集塵機により集められ、水を加え固形化された物が亜鉛回収業者のもとで再資源化されます。
  3. ③圧延工程で発生するスケールは全て回収され、高炉にてリサイクルされます。 クロップは大半は再び電気炉で溶解され、一部は鋳物メーカーで鉄源としてリサイクルされます。

このように、当社では「鉄のリサイクル」を通じて省資源に心がけ、また環境にも配慮した循環型システムの構築を継続的に行っていきたいと考えています。

大気を守る

大気を汚染する煤塵は燃焼することによって発生します。当社では大型集塵機を設置し、発生する煤塵を取り除き、きれいな大気にして空中に放散しています。また、昇熱炉やボイラーのエネルギーはクリーンな天然ガスを利用しています。

水を守る

製造工程で冷却水として利用された水は、工場内の水処理設備で浄化し、再利用されます。

環境マネジメントシステムの活用

当社では、国際標準化機構 (ISO)が定めるISO14001:2015を取得しております。環境マネジメントシステムを活用し、環境方針に基づいた環境汚染の防止、環境負荷の低減および地域社会への貢献を目指しています。

安全データシート

当社は、リサイクル産業として環境に配慮した鉄づくりを行い、お客様に安全に当社製品をお取扱い頂く為に、安全データシート(SDS)を作成致しました。今後ともご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
鋼材の安全データシート:『鉄筋コンクリート用棒鋼

CO2排出量の削減

当社では、 電力消費を抑えた溶解を可能とする電気炉、無加熱での圧延を可能とする技術を活用することにより、エネルギー効率を高め、CO2 排出量の削減を進めております。
PDF:『環境への取り組み

社会貢献

2019年度の資金調達において、当社として初めての試みである社会貢献型(寄付型)の私募債を下記の通り発行致しました。

第1回無担保社債

[商品名] SDGs推進私募債

社債発行手数料の一部を、発行元希望のSDGs関連団体へ寄付を行う

[引受先金融機関] りそな銀行
[発行額] 3億円
[寄付先] 公益社団法人 2025年日本国際博覧会協会(大阪・関西万博)
公益社団法人 2025年日本国際博覧会協会

第2回無担保社債

[商品名] 絆ふかまる
(地域貢献の想いを形にする寄付型私募債)

社債発行手数料の一部を、発行元希望の教育関連機関へ寄付を行う

[引受先金融機関] 池田泉州銀行
[発行額] 1億円
[寄付先] 産業技術短期大学(兵庫県尼崎市)
3Dプリンターの贈呈式
3Dプリンターの贈呈式(2020/09/29)
(右)産業技術短期大学学長 小島彰様
(左)池田泉州銀行執行役員 西川善政様
(中)当社代表取締役社長  山根博史

ごみ減量優良建築物市長表彰受賞

大阪市環境局より、ごみ減量への積極的かつ継続的な取組みが評価され
大阪市長感謝状及び「ごみ減量優良建築物」表彰が贈呈されました。
今後とも、ごみ減量への推進及び適正処理に取り組んでまいります。
ごみ減量優良建築物市長表彰受賞

地域貢献

  • 大阪マラソン“クリーンUP”作戦大阪市一斉清掃“クリーンUP”作戦に参加
  • 大阪マラソン“クリーンUP”作戦
  • 大阪マラソン“クリーンUP”作戦
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SDGsの取り組み

持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、 当社の果たすべき役割を追求していきます。